聴雨のお気に入りの歌一覧
螢子
ささくれた君が心を丸くする癒しの手には人生の皺
21
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螢子
紅のつぼみ開きて白花はヘリオトロープの香を放ちをり
8
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葉月きらら☆
手詰まりの近いテトリス見るような危なっかしい食器の積み木
16
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絹
微睡みの白に漂う紫の君を淡めぬセブンスター
2
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詠み人知らず
青空を切り裂くように颯爽と真昼の月に飛び立つカモメ
8
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天鈿女聖
迷宮の合わせ鏡を見るような京都東急ホテル七階
1
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山桃
花嵐吹けば夢散る想夫戀絶えてはさらに眺め苦しき
11
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芳立
麦の海きしの年なみのちまでと茜の空に君とねがひつ
6
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薫智
連鎖する人の想いは悲しみも絶望さえもそして希望も
11
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垂々
ちょっとしたバグなんだろう 違う名をつぶやきながら眠る君とか
34
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まるたまる
君にだけ君の心の奥にだけ届く言葉を吾は知りたき
16
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きりあ
夏草の繁る館の中庭で白鳩が聴く愛国の歌
11
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でくのぼう
光射す紫陽花ひかり水無月に訪ね來る君愛を抱へて
14
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浅草大将
かき暗す心ははやもさみだれのふる里思ひ晴るることなし
13
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椿
あたたかに午後のひかりのさす海よ漕ぎだす春はいまと知らせる
8
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螢子
向かい風木いちごゆらし野辺ゆかばあなたこなたに金色の道
20
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三沢左右
場所を越え時をも越えてながめらる歌ぞひとよの月ほしと知る
18
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三沢左右
明星を受くるかに見ゆ杯のごと秋の月とは名に負ふものを
11
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三沢左右
五月雨にまぎらひ落つる汝が涙干せむと来るいざ夏気色
15
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山本克夫
いま 僕のこころのすみの暗がりを覗き込もうとレントゲン技師
7
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