詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
鶯の声に誘われ山里の路を歩みて吸葛の香
18
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詠み人知らず
しょきしょきと包丁を研ぎ刃を立てる 見えにくいけど 愛のカタチさ
28
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夢士
咲き終る雛芥子の実の風に揺れ種爆ぜ散りて来る春を待つ
16
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まあさ
初夏の 週末息子が やって来た 新しい名刺 携えてきた
22
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石川順一
カタクリの花咲き乱れ早春に記者の噂を漫然と聞く
11
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詠み人知らず
臭いとは まだ云えなくて お陽さまの香りを借りて そっと枕置く
4
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中野美雄
柿若葉の匂ふみどりに夕かげの幽くさせばきみを偲びぬ
7
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中野美雄
夕影にきらめく杜に山鳩の鳴きて偲ぶや逝きたる人を
7
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灰色猫
賤の家に住みし翁が手入れせし夏の棚田のみどり眩しき
23
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灰色猫
佐保姫の染めたる緑の畔道に田を愛おしむ昼餉の翁
24
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詠み人知らず
流星よ零れてしまういくつもの涙にメロディー刹那の歌を
11
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ながさき
ひさかたの ひかりのどけき 有明の 月をながめむ 朝のさやけさ
27
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inosann
隣席を妻に譲りし女子のいて「次の駅にて降ります」からと
20
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秋日好
島唄は降るもそよぐもまた泣ける褥のうたの還らぬときには
20
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まあさ
青すぎる 五月の朝の 空の中 ぽつんと白い 月がうつむく
28
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千映
優しさと思いやりある君の文字逢って語るより本心表わす
13
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秋日好
誰しもが病、問題抱えてるそれを越えての人付き合いで
27
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藤久崇
日ののぼる 野辺を色取る 朝顔の 花火ぞ今朝の 歌を奏でつつ
18
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秋日好
病床の君に笑顔を届けたいぽつりぽつりとラベンダー咲く
20
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山崎ふゆ彦
気の利いたせりふ一つも言わぬまま兄は静かにいのち仕舞いぬ
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