藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
アフリカで一分間に数人の子供が餓死すメロンパン食む
20
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リクシアナ
ゆく春を追えば虚しき桜雨ゆだねて凌ぐ今と知るべし
29
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リクシアナ
雨あがり若葉うるおい虹放ち忘れ桜にうぐいす来鳴く
29
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夢士
金柑の若葉に芋虫なんとしょう若葉も虫も芽生えた命
22
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詠み人知らず
吾と今すれ違いゆく彼女たち 春の日君よいてほしかった
20
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詠み人知らず
木がダンスしてると作文褒められし子は今何処ポプラ揺り揺れ
13
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詠み人知らず
想い出は白き砂浜寄せる波ふたり並んで聞く夏でいい
16
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なかしぃ卿
あかねさす夕日差し込む公園の揺れるブランコ独り侍りぬ
4
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野々花
若い娘に穴あきジーンズ褒められたけどファッションじゃないの貧乏なだけ、
17
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只野ハル
まだ続くそう思ってた物語突然終わり戸惑うばかり
22
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コーヤ
夕暮れて 眠り始めた 葉のもとで 恥じらうように 合歓の花笑む
25
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詠み人知らず
成すことと成すべきことに迷ったら悔いが少ない道を選ぼう
13
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詠み人知らず
汗まみれ変わらぬままの生き方の果てにも対価の幸福はある
7
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詠み人知らず
暇なく働く己に褒美をば 考えつれども露も浮かばず
20
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詠み人知らず
終着点 見えぬが故に 倦み果てる 欲しゐるのは 現実逃避
20
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中野美雄
春されば荒磯の波のきらめきて遺せし笑まひ思ほゆるかも
7
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中野美雄
歸るさに「またね」といひて手をふれば遺しくれたる笑まひ忘れず
6
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吉野 鮎
亡母は忌む牡丹のかほり崩る花姿はしと剪りゆく沓き俤
7
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吉野 鮎
廻廊の脇の斜面に盛り咲く百花の牡丹その香に噎せて
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吉野 鮎
廻廊を上りて拜す觀世音泊瀬の峽の目に沁む緑蔭
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