ラベンダーのお気に入りの歌一覧
灰色猫
分かり合う事は難しいけど分かち合う事は僕らもできるさ
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まあさ
辛い時 苦しい時こそ 歌詠むと 師の言葉 今 吾を支える
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inosann
亡き母の「死ねんのよ」とう言の葉が心におもし 帰省の記憶
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絮谷新
玻璃窓に沈黙覆ひし昼つ方牀に移らふ冬の透き影
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石川順一
カエデの葉白靴に乗る石段は満願堂までの緊張保つ
27
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みやこうまし
声かけりゃほほえみ返す病妻の甘えに泣けり死期の近ずき
23
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夢士
野の原の返り咲きたるホトケノザ小春日和の宵は北風
26
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まあさ
混雑す クリニックにて 看護師が 媼の手をとり ゆっくり歩く
23
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リクシアナ
手のひらの淡雪とける富有柿あかね帯たる西の便りか
27
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リクシアナ
西国の夕焼け滲みる柿の実を食みし夕べに小雪ちらつく
26
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コーヤ
流れゆく窓辺に映る彩りを夫と眺め愉しむは幸
21
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寒月
スーパーで駄々をこね泣く子を母が引きずり行けり今日も日は暮る
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みやこうまし
「わたし死んでるねん」と妻は言う 点滴の命知っているかに
21
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沙久
報われぬことにどれだけ情熱を注ぎ切れるか試されている
22
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石川順一
蜆汁豚肉しゃぶしゃぶコロッケが夕餉に並びキャベツも食えり
22
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狭間
還暦を 超えた恋も いいものだ どこかやさしく 見守るだけで
13
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絮谷新
アルストロメリアと呟きし春のその接吻を棺に閉ぢて
17
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コーヤ
窓越しの 黄金の銀杏 散り落ちて 北風素通る 裸木並木
25
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ててぃり
餅つきの杵と臼との合いの手に 我もかれもと すずなりの子ら
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うめ
せめてもと慰めるよう灯火のポインセチアがそここにあり
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