加祢のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
心にも地にも積もらぬ千の雪なか空にのみ舞ふがかなしさ
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詠み人知らず
降る雪を花はらからと思ひてやわが宿に今日木蓮咲きぬ
15
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さる
やわらかな春の淡雪少しづつ老いしわれにも望み届けむ
13
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さる
虫でさへ地中から出る啓蟄もひきこもりする老いわれ哀し
11
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光源氏
つれなしは一夜の夢の花櫻ほのかに浮かぶ髮のみだれに
10
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光源氏
春の雨はらりはらりと風に舞ひ枝垂れの梅も艶めきし夜
14
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聴雨
麗しき花ひとひらの舞ひ教ふ紅一文にこころ染まるる
13
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猿ノ丞狂介
我が待たぬ年のきぬれば冬草の枯れぬるがごと髪ぞ抜けゆく
6
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聴雨
さ柳の浅みどりした影映し春の障子はあてやかなるや
7
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芳立
窓ごしの華にまねかれ入りみれば話にたがふ高値にぞ咲く
10
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芳立
窓ごしの梅にまねかれ出でみれば枝をあやつる春寒の風
17
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三沢左右
この恋のゲームなりせばセーブしてレベルを君に見せましものを
17
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三沢左右
駆け降りし坂はありしの傾きで見知らぬ街へ吾を誘へり
12
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さる
真っ黒なごつごつとした櫻木に霊気宿るとひとは言ふなり
10
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芳立
教室で君がおぼえた振り付けのピンク・レディーも五十三歳
12
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トーヤ
今日もまたさがしに行こう 目を閉じて心を満たす世界の音を
16
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トーヤ
一桁の気温が続く毎日は星に別れが告げられなくて
15
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きりあ
初恋を重たく唄う雅治に桜坂にてはつこいを問う
7
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芳立
わがものと言ふもあやなしおのが血のひとしづくだに作らざりけり
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聴雨
鶯の初音にほつ枝仰ぎ見るけさの景色のひと色として
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