紹益のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
凍てつきし山の地を這ふ列車ありチベットといふ秘境の地なり
9
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詠み人知らず
酔ひどれて書を読み絵など眺めるは桃源郷の仙人のごと
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ながさき
梅が咲く 花は散っても 実を遺す 自然の流れ 心潤す
17
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詠み人知らず
淀屋橋ぼちぼち歩く中之島 堂島ロール 買いにゆこうか
12
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ながさき
遥かなる シルクロードの 洞窟で 壁画を遺す 人の想いは
20
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詠み人知らず
風神や雷神の棲む空のあるいにしえの世の文化よ国よ
7
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詠み人知らず
わりばしでサラダを食べるおばあさん窮屈そうなファミレスの席
8
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詠み人知らず
君のことすべて分かると信じてた君にさよなら告げられるまで
15
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詠み人知らず
雨上がり陽は差すだろう待たずとも 背を伸ばしても 見えない未来
16
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風花
今泣いた子が笑うよう青空に 束の間舞ったなごりの雪よ
24
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柿の種。
金柑を摘み取りたる紅天や雲をも染めし西陽に似たり
4
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柿の種。
紅雲や染まる花蕎麥夕暮れに天の赤より風の渡せり
5
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夏恋
中之島の剣先公園ではいまも五月の夜に広がる野外劇が
8
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詠み人知らず
スーパーの列に並んで袋菓子 ひとつだけ買う その子が悲し
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美津村
年上の一人が辞めゆきこの日頃にはかに老けたる思ひに働く
5
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美津村
本堂に朝事の火影うごく寺頭を垂れて新聞届ける
4
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美津村
配達の終りに近しと気を緩め最後の一軒入れ忘れたり
3
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美津村
寒といふのに暖かすぎる日差あり鳶なく村を夕刊配る
6
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美津村
暗闇の空に無数のピンホール天国の青き光差し入る
5
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詠み人知らず
梅の花香る軒端は多かれど去年の鴬宿を忘るな
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