遠井 海のお気に入りの歌一覧
まき
友人と名乗るセールス電話を母は「娘に友達なんていない」と切った
46
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恣翁
迸る垂水の脇に 秋の陽と飛沫を浴びて咲ける秋桜
30
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もなca
あなたから呼ばれるたびにやわらかなひかりを放つわたしの名前
20
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なな生
ちょっとだけ猫背な背中を盗み見る今日の収穫・あまいものが好き
8
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只野ハル
寂しいと呟く自分の声がする背後の月に聞かれたようだ
24
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リンダ
いじらしいガラケー磨き携帯は電話するのが役目たるもの
5
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紫草
純白を知るには色が必要で闇を知るにも光がいるよ
32
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みやこうまし
夢うつつ独り笑いす八十年生かして呉れた宇宙に熔けて
16
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恣翁
火を噴きし火口の跡と思ふまじ 秘めやかに 青湛へてあれば
26
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みなま
むきだしに陽にさらされたかなしみはしなびもせずにただ炙られる
7
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細井香
卵子さえ年をとりけり独身の娘を捨てず父母は笑いぬ
4
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みなま
電話口 キーボード打つ音ひびき つたない私を君はみちびく
13
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祐鈴
床一面、散らばるレゴもそのままに、寝息たており、痛くないのか?
17
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只野ハル
見ずに終わった高視聴率ドラマのタイトルだけは知っているよ
3
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氷魚
流れゆく雲が消えゆく方向は明日でしょうか昨日でしょうか
2
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備前 大輔
秋風は車椅子押し我を押しリコリスの赤い群れをも散らす
3
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詠み人知らず
最北端、宗谷に立てばもう何も小さきことにくよくよすまい。
6
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律春
ひたすらに 馬鹿正直で真っ直ぐで 不器用な自分 大事にしたい
1
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浜野
隆椎をぐいとつかんでお前のこと猫のように持ち帰れたら
5
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なな生
冷蔵庫昨日がそのまま顔を出す取り出したるは未来の血肉
1
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