恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
冬立ちて破った暦ふりかえるしてきたことの先に今あり
7
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みやこうまし
一人居にほど良くなじむ御所の庭心寄せ合い木々と語らう
11
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まるえふ
零れ落つ星を見てるか奴も今俺はこの街家路を歩く
7
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夏恋
アパートでいいから小窓から君と並んで月見上げ暮らしたかった
14
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七霞
いとほしき君の名前に触れたくて手紙書きたる木枯らしの晩
4
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たんぽぽすずめ。
寄り添いて染まるハートの葉に君を照らして思ふ時よこのまま
12
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裕二
君に似し姿を街で見かけては踊る心を抱へをり、冬
3
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たんぽぽすずめ。
昨夜から下り気味なる胃腸には超細切りのキャベツ効くかも
7
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まあさ
連れ合ひを施設に入れたと云ふ人の 乾ゐた声に安堵が滲む
16
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たえなかすず
バスのりば飛び乗りて知るゆきさきの「北回り」の語われは好めり
2
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サセボ
いつもなら先行く君を置き去りに向かう未来を信じて走ろう
3
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明応
早朝の星占いを眺めつつ遠くで学ぶ息子を想う
7
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南 骸骨
調整池絹布のごとし漆黒を袈裟斬りにした天の川かな
7
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笑能子
筆を執りいざやと身構え黙すれど己の中の泉は静か
6
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南 骸骨
弟よそっちじゃかなり先輩だぁ俺もそろそろ逝くから待ってろ
7
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たんぽぽすずめ。
たんぽぽの綿毛になってあの人の頬へ乗れたら消える遠距離
4
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白亜
誰がための一天なりや 闇ふかき谷にてひかるをとめごの瞳は
7
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いちにのパッパ
「年長」といっても中身は五歳です甘えたいって合図が出てる
5
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葉月きらら☆
もう一度会いたい人を想ってるそうさせている寒い日の雨
14
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夏恋
君からの電話はまるで断末魔の遺言みたい回らぬろれつ
6
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