詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
只野ハル
庭の苔雨に濡れるを見つつ一面に広がればいいと思う
19
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紫草
取り換えのきかぬものなどこの世にはそんなにないと思う雨の夜
24
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沙久
優しさをもらった私は「これから」にどんな優しさ返せるだろう
26
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kingface
街中の水面光りし稲田にも蛙の鳴けば梅雨は訪ひぬ
6
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滝川昌之
ダクダク(濁々)と風より低くまた湧いて 最前線に六月の雲
21
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藍子
一枚の紙切れだけどのし掛かる重さに耐えてる結婚届
27
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詠み人知らず
紫陽花の雨にうたれし軒ばたで蛙我が世を楽しみており
38
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石川順一
更衣パジャマもしたる昔日の頃を思へば青葉が眩し
13
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石川順一
夜目に見る青葉大変眩しくていちごを食べる夕餉の侘し
15
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石川順一
月涼し青葉眩しく藻の花の水門川にレプリカの舟
18
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あゆか
弟が徹夜疲れで欠席す試験時刻のおおきなイビキ
9
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士心
七段花 濡らしたる雨もう止みぬ 我の涙も乾かぬうちに
11
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あゆか
ばあちゃんのココアに混ぜたコラーゲン夏はお菓子に内緒で入れる
14
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あゆか
古畳すべてのケンカを聞いていたたたかれ役の百人一首
17
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リクシアナ
はまなすの花鮮やかに咲き濡れて白き夏菊丘に波打つ
39
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リクシアナ
花終えて茂る躑躅に蔓ついで風を絡めて鉄線が咲く
29
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まあさ
いつまでも まとわりついて くる過去の 亡霊払い 踏み出す一歩
25
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中野美雄
明けてなほ雨しとしとと降るなへに螢袋はほの白く咲けり
29
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千映
古希がきてまだ愉しこと増えている沁みさえ薄くなってきている
15
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千映
初冷酒地元の酒と決めている頑固一徹夫と三合
14
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