恣翁のお気に入りの歌一覧
五穀米
切り絵にて決定したる来年の年賀状少しスタイリッシュに
4
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詠み人知らず
素麺は意外と太ると聞かされて僅か半束一食とする
10
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まあさ
時間なら有り余る程持っている 使いこなせる体力がない
8
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桜園
もみぢづる枝を搖らしていく百舌の落としていきし楓ひとひら
21
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詠み人知らず
そういえば僕も以前は十七歳 二十歳以上が分からなかった
10
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大山蓮華
ねんねこと母の匂ひに包まれて夢の中まででんでん太鼓
13
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葵の助
新しい発条仕込まれた子供らは北風ひかる午後を駆け抜く
2
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リンダ
安売りの声に群がる人の手に家路を急ぐパンとレシート
4
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リンダ
血管が浮き出た肌のシミ数え生きた歳月ふりかえる夜
5
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碧宮煙草
うとうとと夢の渚に漂えば優しい白い手林檎の匂い
3
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あまおう
光の実たわわに揺れるもみの木を見上げるきみが一番キレイ
20
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偽嫁
積む雪に灯ひとつ夜を待ち廃路の道を寄り添い歩む
7
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紫草
幼子が立ちて喜ぶ傍らに這いたる姑を今日も励ます
15
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桜園
大根切る音に目覚めし幼き日味噌汁飲めばふと思い出す
18
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想野
もみじ葉の色盗めりや赤とんぼ擬宝珠に寄りて翅休めおり
4
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詠み人知らず
精一杯やったら後はケ・セラ・セラ悔い残さずの日々重ねゆく
4
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ハル
寂しさを紛らわすためFMをかけて布団に入る夜です
3
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まあさ
校庭にボールの音と弾けてる顔昼休みやがて終わりぬ
3
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みやこうまし
一人行く我からかうか烏ども群れ棲む木より小枝降らしぬ
11
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みなま
ねえ あなた お互いこんなに老けたけど私のあなたは あの日のあなた
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