聴雨のお気に入りの歌一覧
浅草大将
たらちねの母が形見の手向草いと苦しくも受け立ちぬべし
12
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庭鳥
傍らに君在るものと想像し行幸ギャラリーしずしず歩く
9
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福井大夢
本当の悲しみをまだ知りたくてギリシア神話のように悲しい
7
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山桃
抱きてむ渇きの宮のシャリマーのほの香雨ふる朧の月を
10
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悠々
山あをく海なを青く麥の秋黄金の風の吹きわたりゆく
23
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螢子
曇天の月無き夜に花開く蛍ぶくろは道しるべなり
12
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ほたる
思わせ振りに見え隠れする月憎し。捕まえたくて眠れない夜。
8
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島祝
張りつめてひとりなく音の梓弓 昔の花の笑みな忘れそ
18
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遊雲
新しく學びはじめの迷い道 コンパス頼りに一歩ずつ行く
5
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詠み人知らず
レシピには(二人分)って書いてある半分にする寂しさを知る
8
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日央
向か放くる妹を呼ばひて空見れば月の白きに涙溢るる
10
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浅草大将
五月闇ひかりばかりを求むるになどうの花の盛りなるらむ
15
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垂々
前向きな人の思考を乗っ取って「止まれ」を止まらずに歩いてく
13
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まるたまる
ことばではうまくいえないかなしみようずめてほしいわたしのぴあの
24
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只野ハル
続編はないというのに待ち続けただ待ち続け理由も忘れ
9
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螢子
天秤にかけられたなど知る由もなきのをみなのものがたりかな
10
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悠々
ほらこれがひめじょおんよときみが指ちいさきもののいのち示しぬ
25
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加祢
水中にて庭を見ゆるかなみ揺らむ手漉きガラスに透しみゆれば
24
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でくのぼう
肌に染む愛に溺れしひとときは女の性の深き咎なり
19
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浅草大将
みをつくし心尽せど難波江の深きうらみに立つ瀬やはある
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