詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
通い路の 行き交い絶えぬ 音と共に 闇に合わする 虫ぞ鳴きつつ
28
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真雪
ガラス越し 拡大されて 歪んだ目 赤いあの子が こちらを見てる
9
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詠み人知らず
島国の彩ぬり替へて了ふほどアヴァンギャルドさ紅葉前線
8
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詠み人知らず
紅葉山もえて火の粉は秋茜ふもと降りたら君の指にも
10
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詠み人知らず
赤に黄に旗ふる様な山肌を一入もやす夕陽に二人
8
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安井シンゴ
交差点黄色い旗で立つ人に声かけて過ぐ朔日の朝
9
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石川順一
本体が必ず飛来する朝に巨大な蜂かアブも来て居る
15
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大上
突き拔けて海を面する秋晴れに香りしぶきを打ちつける波
8
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秋日好
双丘を隠す諸手は背後より嬲る男の腕かと見ゆ
15
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秋日好
アーサーを奪られた病にアンディを渡したくない抱き繋ぎたい
15
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詠み人知らず
体はね!大きくなってはいないけど! 心はどんどん!大海原だよ!
6
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みやこうまし
ひまわりの寿命の過ぎてへたれども ぺんぺん草に抱きとめられてる
20
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灰色猫
深海へ帰るのですねお月様ひとりぼっちの鯨を連れて
23
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灰色猫
シトラスのトップノートは爽やかにふたりの恋を夏にかえるの
22
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灰色猫
柿として生まれたならば吊るされて人の処刑を受けねばならぬ
17
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灰色猫
もやもやがまだもやもやであるうちに急いでマシュマロ買ってきますね
20
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灰色猫
灰猫に影響されて詠みだしたパパの短歌が歌壇で佳作
28
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詠み人知らず
思ひあまり そなたの空をながむるも ただ秋色の風のそよぎて
19
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詠み人知らず
ドーランの下の素顔の忘失は 道化にすぎて暗澹たる明日
12
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詠み人知らず
作品は作者と読者の感性の 融合ありて完成するとや
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