藤久崇のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
足に合うダンスシューズは無くしても ビート響けば血が騒ぎたつ
16
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詠み人知らず
縁あらば 知る人にせむ うたのわの友も 昔の友ならなくも
20
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詠み人知らず
語彙ばかり 蓄ひしかども虚しかり 心交はする 言葉とならで
16
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詠み人知らず
長き指 するりと目もと拭はれき 心ふるえて気づかぬ涙
19
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滝川昌之
野イチゴを探し歩けば先導のテントウムシがはりきって飛ぶ
28
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滝川昌之
脛ほどのつかまり立ちのヒマワリが風に怯えて太陽さがす
22
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滝川昌之
夏場所の打ち出し後の隅田川ひと波すくう両国の駅
21
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滝川昌之
「営巣中」 蕎麦屋軒下ツバクラメ 「業」の見え消し 見守る家主
25
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九條千鶴
写真には過去しかないのと同じで私には今しかないのです
7
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九條千鶴
この赤はきっと誰かに恋をした証拠なのだと林檎を触る
6
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灰色猫
灰色の猫を慕ってくれる人じゃれた言葉でいつもごめんね
16
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灰色猫
朝靄のキリマンジャロの山水を洗い流して雨を祈ろう
16
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灰色猫
愛してる僕が知ってる君よりももっと深くの君への旅路
20
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灰色猫
夏風に虹色ひかる弾けとぶシャボンの玉に恋を吹き込む
20
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ながさき
颯爽と 北の大地に 根を張りて 子らを育む 母は太陽
30
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詠み人知らず
心臓とシェーグレーンの病い得た ますます君を ますます僕は
22
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恣翁
蛞蝓の這ひつる痕の ありありと残れる墓碑に 老鶯の声
22
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び わ
目が潤み「私一人で切れないの」亡母(はは)おもいつつ爪の介護す
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灰色猫
言葉とはなんでこんあに儚いの忘れちゃいけない忘れてしまう
20
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へし切
わびぬればしひて忘れむ恋ふひとの花たちばなの香ににほふとも
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