大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
芳立
咲き初めの色を思へばさくらさくらこころなきをも集はするかな
13
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おおしまゆきこ
人々の望みをはらむ弱竹は金銀砂子しゃらしゃらと鳴る
8
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おおしまゆきこ
溺れよとばかりに注ぐ水無月の無情な雨に紫陽花は熟れ
7
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おおしまゆきこ
若き日と同じメニューを乞う人の願い叶えて胃薬を飲む
6
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おおしまゆきこ
ひそやかな灯り囁く窓辺にてエナメル付きの三日月を踏む
7
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おおしまゆきこ
「眠り行き最終バス」を諦めてほとりでひとり携帯を読む
22
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おおしまゆきこ
くたびれたプリマがパニエを脱ぐようにバサリと落ちる芍薬の花
32
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おおしまゆきこ
疼くのはとうになくした親不知 白く砕ける波濤をのぞむ
11
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おおしまゆきこ
重圧に耐えて機を待つ雪椿 覗く葉先を月だけが知る
3
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おおしまゆきこ
天と地のオセロゲームの勝利者は天のようです全てが白だ
10
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おおしまゆきこ
二日目のおでん玉子を箸で割り 過ぎゆく冬を惜しむ夕暮れ
17
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詠伝
弥生朔日姉の誕辰寿きし夜の名残沁む雛仕舞ひけり
11
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葉月きらら☆
耐え忍びなのにいつもの顔をして女は気づいて欲しいと願う
19
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デラモルテ
春の陽の希望の光り絶やさずにこころ靜かに明日へ繋ぐ
15
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へし切
気まぐれな風のたよりに惑ふ梅此方彼方と誘はれければ
17
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胡桃
名を呼ばれ 振り返るとき目に映るわたしよ どうか愛らしくあれ
22
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メイ美
ヒロインと同じ情熱で生きている ドラマティックな主役じゃなくても
6
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紫草
少しづつ花は満ちゆき春風は微笑むごときやわらかさなり
26
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詠み人知らず
子の無き定めと知りながら子が居たならばと想像し思い出つくる
5
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小林道憲
薄赤きブーゲンビリアの花かざし 海辺に集う乙女子らの夏
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