恣翁のお気に入りの歌一覧
とうへんぼく
冬至きて色變はりたる南天の葉先に紅の情熱の夢
2
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だいなごーん
空の色風の匂いがいつもより気になり出した 恋をしている
3
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ふきのとう
ばらばらと激しき音のあられ降り白き一面歩を踏み入れる
14
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詠み人知らず
隠してるオプティミストの憂うつは 嘆く君より遥かに重い
27
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文麿
鈍色に垂れし西空尖兵の粉雪放ち日輪覆ふ
4
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まぽりん
はかなしや荒き風吹く武蔵野に生ふる民草かれゆく思へば
23
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遠井 海
ひとり寝の寒さ身に染む子どもらの我が布団より巣立ちて師走
12
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遠井 海
お日さまに背中を焼かれ砂だんご作りを眺む選挙の帰り
5
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りゅう たいせい
誰しもが腹の中身を見せぬならこの世はきっと平和だろうに
4
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五穀米
黒豆と膾と酢蓮つくりたし母に食べさせてみたき正月
5
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五穀米
肖像の入りしホームページには並んで欲しきひとの幾人
2
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いちにのパッパ
(新幹線) 等号 (ビール) という式が成り立つことを体感中です
4
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只野ハル
ノンオイルでキャベツを炒め卵を溶き入綴じた昼の一品
1
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只野ハル
病院の大きなツリー早朝の暗いロビーで灯はまだ点かぬ
4
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只野ハル
入院の母の保証人に我が名書き職業欄は無職とす
2
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NORANEKO
紺の地に七彩の雲渡りたる夜の端にて我立ち尽くす
1
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麻倉ゆえ
夕焼けは雲の上にて束の間の昼寝を楽しみ空へ広がる
5
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もぢずり
見るたびにやめてお願いと叫んでるやめてやめてよ生きて生きてよ
1
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ふきのとう
心地よく電車に揺られいねむりす一日終へし安堵のなかで
9
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ふきのとう
悠々とつばさ広げて白鷺は冬晴れの朝田に舞いおりる
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