詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
卒業は間近 友との談笑は見えない未来に途切れて浮いた
24
もっと見る
灰色猫
違憲でもわたしはわたし旗を揚げ独立国を宣言します
12
もっと見る
灰色猫
狩ることは狩られることと心せよ自然は幸だけ与えてくれぬ
16
もっと見る
灰色猫
懇ろに弔いますね詠むことが叶わなかった季節の風を
17
もっと見る
詠み人知らず
ほわほわと湯気たちあげる極楽に 氷の身体そろそろ沈めつ
14
もっと見る
詠み人知らず
悔しくて毒を吐かずにいられない 何でアンタがあたしを振るのよ
6
もっと見る
横井 信
いつもより 多く輝く 星空を 見上げて歩く ままならない日
12
もっと見る
夢士
陽だまりの子ら頬赤くボール蹴り冷たき風の緩むを待てず
15
もっと見る
石川順一
帰りには犬の二匹が吠えて居る工事現場に行けなかったよ
13
もっと見る
滝川昌之
春窓に午後のソファーを独り占め文庫本には微睡綴じて
22
もっと見る
リクシアナ
鈍色の雲分け入りて梅便り春の鈴なる古都に降る雪
22
もっと見る
コタロー
痩せ細り絲の如くに眞直に生える枯れ草春を待たざる
4
もっと見る
千映
買いだめの野菜にもやし二袋年金暮らしの胃袋にいい
10
もっと見る
千映
真夜中に起きて融雪剤を撒く冷える体に湯たんぽ嬉し
13
もっと見る
千映
意味もなく外に出るなと君の指示転倒心配される歳かな
12
もっと見る
灰色猫
極寒のアラスカ州のオーロラは海なる地球のほたるのようで
17
もっと見る
灰色猫
門限はもう守らなくていいからね自分を守って旅立ちなさい
17
もっと見る
灰色猫
めくるめく旅の叙情をその歌をお土産にかわりに聞かせてください
16
もっと見る
へし切
春ながら雪は家陰に消えのこり菫ひとつの暖かさかな
32
もっと見る
夕夏
きんせんにふれてのがれるすべもなくしがらみのせかいにいきるひと
3
もっと見る
[1]
<<
179
|
180
|
181
|
182
|
183
|
184
|
185
|
186
|
187
|
188
|
189
>>
[243]