聴雨のお気に入りの歌一覧
平 美盛
風誘う 花の色香に 導かれ しっぽり濡れる 水無月の夜
6
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浅草大将
和歌の浦の浪に藻しほの草まくら仮寝の夢をかき集めつつ
15
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平 美盛
人として 生きて死に行く この身なら せめて一花 咲かせて散ろう
16
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浅草大将
この上は何をうけらが花ならむ身はむさし野の枯れ薄にて
10
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浅草大将
あてどなく濡れて辿ればなが崎の雨もつれなき石だたみ道
13
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芳立
夏の雨いまぞふるべき遅からば風かをるまま人さそひなむ
13
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山田杜魚
蜂蜜をかけて闇夜に置き去りにされて泣いてた二月の記憶
6
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有為
星の道きつつなれにしはやぶさの夏のころもに糸かはの砂
10
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螢子
整然と並ぶ煉瓦の歩道には一つ斜めの心のゆとり
15
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螢子
夜の帳うたは流るる日付越え電脳世界廻り廻るや
10
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たぁぼう
緑なす 細道を 今ゆかん 君にも通じる 路であるなら
2
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でくのぼう
うたかたの世にも悲しき命ゆへ百年の後も巡り會はんや
19
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涼
雨月の夜に黄昏今ここに溢れ落ちるは雫や涙
3
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日央
天の露 人魚の涙 月の化身 痛み知りたるものはうるわし
7
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悠々
六月の空も空なり美しき空にあらねど慈雨そそぎけり
23
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詠み人知らず
花瓣を我の手に置き語る女夕暮れの庭の入口にて
6
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虹雲
白秋もその恋もまたまぼろしかどくだみの花あわあわと咲く
11
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螢子
雨上がれば虹が出るよに涙にも虹をかけよう明るい未来
10
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千紘
天国の住み心地はどうですか私が行ったら叱られるよね
6
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螢子
網繕ふ器用な手先見つめてた陸に上がった父との時間
6
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