詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朔夜
わたしには決して詠めぬ歌歌を心して読む日曜の朝
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朔夜
かんたんに一たす一は二にならぬ小数点以下のべつ数列
8
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藤久崇
おしきかな 小花も咲ける 胡荽草 摘まずてままに 観まほしきものを
19
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石川順一
寝違えて日本の歴史を堪能す広田弘毅に本間雅晴
14
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石川順一
コヨーテが入学試験の模試に出るがさがさがさと難問である
13
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詠み人知らず
目尻には気立ての分かる皺があり AからZ 穏やかな人
23
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沙久
見返りを求めないなぞウソっぱち青い手紙を貴方へ託す
27
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千映
派手派手の服着て街に出る時はピエロになって見る目が変わる
13
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沙久
ここからを「始まり」にしていいんじゃない?嘆く自分に喝入れてみる
23
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沙久
以前見たTシャツと白いYシャツにいつものバングルした君がいた
19
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沙久
顔伏せて笑っているのは照れなのか?ちゃんと見せてよ大好きな君
22
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中野美雄
雲を一瞬 破る月よみの照らしたる 若き我きみを戀ひゆく このみちを
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詠み人知らず
あと何度 箸を取るのか数えれば ジャンクフードは 視野から除外
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千映
認知症患う母は今日も又性むき出して化粧する
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滝川昌之
その岐路を一本道として進め 同業二社の内定 迷う
30
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千映
木蓮の花後に頂点止めたのに力みなぎる幹から芽吹き
14
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千映
一晩で茎だけになる唐辛子泣く泣く引き抜く虫は見えぬが
14
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恣翁
ハシドイの 白き花房 石築地越えて 群がり咲く季となりぬ
20
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秋日好
文字盤は蕩けて卓より滴りて絡みつくのは女の未練
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秋日好
言の葉を繋ぎ合せてたちあがるきみの姿に揺らぎはなくて
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