大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
日向猫
ひんやりと闇より薫る沈丁花 逃れられない惑いの径
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葉月きらら☆
さよならと告げられるはずマスカラはウォータープルーフ綺麗なままで
10
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葉月きらら☆
泣き顔も様になるよう残るよう最後の私綺麗であれよ
20
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芳立
名にかなふ春をまつ日にゆくりなく雪のしらせを都よりきく
8
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笑能子
隙間でも息は出来ると笑いつつまだ空いている虚空を探し
1
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へし切
歳とれど悩みの種は尽きもせず残る命を惜しみて生くる
28
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みなみぐち
せつなさは水溶性でバスルーム苦しいくらい満ちるせつなさ
12
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みなみぐち
俺のこと好き?って訊かれて反射的に首を振るけどたぶん大好き
8
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みなみぐち
大雨が降ってきたとき屋内にいるにんげんはこころ醜い
4
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みなみぐち
「強いね」と言われたけれど そうじゃない強いんじゃなく強くなったの
8
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みなみぐち
もう抑えきかない声が聴きたいとなるけどそれはたぶん瞬間
5
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村木美月
傷跡にくちづけをする苦しみも私の一部になりますように
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村木美月
救ってはくれない人を待っている朝焼けだけがいつもやさしい
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村木美月
淋しさを舐め合うように抱きあってまだ消えないで冬の炎よ
12
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村木美月
鳴り響く悲しみ行きの発車ベル何故駆け込んでしまったのだろう
15
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村木美月
前向きに行かなきゃなのはわかってる最後の最後悪あがきさせて
11
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白亜
瓦打つ激しき雨は夕暮に咲きみだれ散る波の花かも
6
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白亜
煙りゆく街のかたちや 夕立は鬼の唸りとおもふつかのま
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桜園
満開の紅梅あまりにあでやかでその甘き香をそっとかいでみる
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桜園
満開の梅に弥生の戻り雪はらはら落つる啓つちの朝
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