聴雨のお気に入りの歌一覧
浅草大将
夏枯れの歌の思ひもわくらばに残る一ひらせめてあれかし
12
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十六夜
誰もみな泣けない夜があるのですそっとしていて涙思い出すまで
6
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加祢
ふりさめて色濃くゆるる草花のささへなりける土かたまれり
15
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キノシタサトル
寶石のやうな硝子があるでせう それで僕らは滿足でした
4
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水中あやめ
行く末の儚き身とて「忘れじ」と心に誓う山梔子の花
12
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浅草大将
実らねど頭にしろき五十のかみ古き早稲田のみどり偲はゆ
14
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水島寒月
槙の木のむこうに夏の雲湧きぬ白磁のごとき雲であるかな
5
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螢子
友の書く枕草子夏の章我が名を思ふ闇のほの灯り
11
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詠み人知らず
道端に 咲く花を見て 君思う 便箋切手 まだあったかな
4
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浅草大将
菅の根の乱れは絶えずあるとても今は長きを願ひてしがな
13
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日向ひな
振り向いてくれないことはわかってるあなたを想う今日も明日も
5
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日向ひな
他の人ならだめなんだあの人と話がしたい見たい触れたい
7
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有為
おほぞらをひと呑にして谷風はしづけ涙ゆふきもこそすれ
6
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浅草大将
きみ尋へば肌にまとふ恋ごろも身添へに装へ磯へ脱ぐとも
22
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リンダ
傷さえもつけてはもらえぬ帰り道お喋りナビよ黙って頂戴
12
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浅草大将
小板橋痛ましきまで恋ひ渡り踏みしいばらの香ぞ忘らへじ
11
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浅草大将
水なきも涸れぬ流れとみなせ川月のひかりの絶えず溢るる
14
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光源氏
いとせめてしづけき戀のおとづれに琴ぞみだるる薄月の夜
23
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ひすい
通り雨初めてひとり來た街で君の纏ひし香とすれ違ふ
5
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芳立
瀬の音にためいきは消えわが袖にかくすほたるのあまる思ひは
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