有為のお気に入りの歌一覧
粕春大君
天づたふ入り日にうつる袖の香に国傾くる色ぞ見えける
22
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粕春大君
卯月てふ時にしあれど雪の降る空 白虹は日を貫けり
17
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詠み人知らず
悲しくて傷つくことのありしけど拍手ゐただき元氣もらひし
33
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浅草大将
要求を実現するぞと突き上げる拳を開いて掴んだのは 空
12
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凍
女なら生まれ変わりを信ずべしフェイスパックをおごそかに剥く
12
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芳立
文革の嵐に老いてジャズメンの返り咲く音の和平飯店
13
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芳立
八割はあからさまにもなほ二割てれる添ひ寝のいざよひの月
19
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三沢左右
雲映す堀に降り敷く花の御座天ましませば吾も乗らばや
16
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悠々
うつし世にまことあらざる露草の朝陽に消ゆる情けとぞおもふ
18
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悠々
ひとひとり殺めし夜のはるあらし明日はわがみに吹かぬものかは
23
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悠々
四月盡きあすから五月こひびとよよきこひをせむよきこひをせむ
17
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でくのぼう
春の夜の弓張月に照らされてきみの泪に命惜しみて
18
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螢子
君にはもう意味など持たぬ昭和の日二人初めて出逢ひし日なれど
13
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詠み人知らず
神明寺のしやくなげ亂れ咲きけるを美しき白選んで撮りぬ
16
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庭鳥
性別は聞かずに産むと言う友に贈る御祝い考える、床
6
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東娘
百人の歌人の束もキヨさんの指折り詠んだ歌にかなわぬ
27
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庭鳥
最近は固めていない猫っ毛が揺れる足元靴が変わった
10
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島祝
コーン入カレーを喰ひし次の日の尻より出づるコーン入カレー
8
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聴雨
憂鬱を連れくる雨に身をゆだね過ぎゆく日々の想ひを鎮む
12
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聴雨
青鷺のぽつりと立てる水鏡この行く春の景色ゆかしき
18
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