時計台のお気に入りの歌一覧
茂作
色の無い映畫の中の美少女の ごとき肌した玉葱の輝き
11
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KEN
山の邊に 光篠降る 陽炎は 蝦夷乙女の 藤插しめり
9
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恣翁
階の春日灯籠 点れるに 四方なる樹々の碧の幻想
11
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へし切
鯉のぼり 泳ぐ姿も稀なりし 季節しも侘びし 端午の節句
10
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ななかまど
天幕を担ぎ上げにし山いくつ残雪の峰眩しかりけり
10
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滝川昌之
ネモフィラは初夏を映して空と海ひたちの浜に「青」敷きつめる
15
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茂作
さつきまで二人が坐つた跡がある 白詰草で契つた明日
14
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ななかまど
新しき靴玄関に置きたれば明日の大地に踏み出す力
13
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滝川昌之
プロポーズするはずだった知床の海凪げば咲くハマナス悲し
12
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灰色猫
弱虫な三十六度を授かった事に感謝と季節の花を
6
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茂作
きらきらと陽は輝きて空の青 目指して伸びる蜀黍の緑
8
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桜田 武
我らの熱き口論元気な証冷えて戻る日常の不思議
5
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桜田 武
制限なく桜楽しめるゴールデン孫の来ぬ我らには寂しき桜
8
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桜田 武
今この世で最も見たきもの二つ露トップの四、ウクライナ復興
5
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ななかまど
ティシャツに顎ひげ似合う大統領朝晩見れば親しみのわく
8
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滝川昌之
乗車率五割程度の通勤の車両で暦の飛び石渡る
11
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灰色猫
葉に登り夜空を仰ぐあまがえる星の降る夜もお前に似合う
8
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茂作
公園の隅に見つけた痛い氣な 花を調べて雛罌粟と知る
10
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ながさき
新緑の 薫風受けて いざ征かむ 友の笑顔に 心躍らせ
9
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ななかまど
あおもみじ風にかがよう寺に居て思いを馳せり知床の海
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