詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
夕暮れて子らの声きえ家のなかテレビの声の大きかりけり
11
もっと見る
横井 信
咲きそろう梅の香りもさわやかに僕らを包むヒヨドリの歌
9
もっと見る
蔓葵
梅が枝も思ひのままに咲きわたる此の花にしき神のまにまに
19
もっと見る
へし切
君をまつ風の音ばかりに塩釜のうら寂しくも吹き渡るかな
21
もっと見る
KEN
曉を 傳へる星と 弓月の 明かりに凍え 道急ぐ影
19
もっと見る
滝川昌之
空調が効きすぎるロビーに回転扉の春風心地よし
19
もっと見る
うすべに
飛火野へ 梅の香りにさそわれて 誰を呼ぶのか鹿の鳴く声
19
もっと見る
秋日好
指先の洗濯バサミの向こうには春の青空楓の若芽
17
もっと見る
六郎
瞳孔に映っているよ西の空貴方を偲ぶ今は夕焼け
4
もっと見る
夢士
水温し湖面の空や青く揺れ翼広げむ白鳥の群れ
13
もっと見る
横井 信
休日のひかりを連れてさわやかに目覚めを誘う春の風音
11
もっと見る
へし切
孫をみる 吾がまなざしの君に似る 春の陽気の微笑み返し
18
もっと見る
滝川昌之
子の街は「黄砂予報」が出るという乾燥機ねだる文 妻にくる
21
もっと見る
清淡
あらたまの月日かたりつ ゆるゆると 鍋をかこみて酒水漬きたり
8
もっと見る
紫都姫
告知され 言葉もなくし をり賜ふ 父ぞ亡き今 いかに守らん
4
もっと見る
紫都姫
とりわけて 常と変わらぬ 吾子の声 その内にある 色々の事
5
もっと見る
詠み人知らず
今は昔高瀬舟往く掘り割りに代官屋敷凛と構えて
7
もっと見る
夢士
白梅や思わずマスク取りて寄す花の香を聞き鼻水くさめ
12
もっと見る
KEN
如月の 光の降れば 尚哀し 散れずに殘る 紫陽花の影
15
もっと見る
inosann
菓子袋やぶいて想う母の事 お尻から開ける吾の仕草に
20
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[411]