絮谷新のお気に入りの歌一覧
なかしぃ卿
春来たり顔覆いたる薄布の奥に秘めたる愛し横顔
9
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秋日好
「好み」だと言い寄るひともいないから秋の日に向け儚くなるよ
14
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秋日好
箱ティッシュ間に合わないからこの涙バンダナマスクにして眠ってる
11
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秋日好
花吹雪流れに小枝差し掛けて「いちもーだじんにする」と笑った
15
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滝川昌之
卒業で 先生・生徒はノーサイド 互い讃えて思い出とする
19
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美津村
汚れし足をバケツに浸して洗ひつつ明日の早出を頼まれてをり
11
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美津村
前照灯の光に頼らず見えるまで夜明けてくれば速度をあげる
8
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ながさき
弟子となり 師匠となるも 宿習か 過去が積もりて 現在となる
23
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千映
コートなし歩ける今日はルンルンと真っ赤な靴も軽く感じる
15
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まあさ
山に咲く 黄花のような 明るさで おはようと言う ふわふわタオル
17
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夢士
旅に在り出会ひしラベル「遊天」や地酒を愛す棟方志功
16
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藍子
双極性障害と言う病気です一生付き合う覚悟でいます
16
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藍子
入院をしてても待っててくれないね車の保険確定申告
10
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藍子
陽にあたり小さく咲いた春がある紫色のヒアシンスの花
10
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藍子
新聞の投稿欄の言葉狩り季節外れを知らずに使う
12
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九條千鶴
色褪せた画用紙の上の青空を流れるように渡る雲の影
7
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詠み人知らず
花冷えて小鳥らまるまる陽だまりの春とうからず野辺を歩みぬ
29
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千映
辛い冬何故か短く過ぎそうでやっぱりそれは君のせいかな
11
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千映
ムクムクと成長するはヒヤシンス成長期の息子にさも似て
9
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果禾緒
風だけが冬のままだね 春色のコートが並ぶカタログの街でも
7
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