聴雨のお気に入りの歌一覧
浅草大将
悲しみといふ名のしみを取るために娘は学びをり 美容術
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詠み人知らず
逢いたいと画面に打てば逢いたいが光るばかりの寂しい夜中
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まるたまる
川岸の反対側に月は居て啼けど届かぬ暗闇の中
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ひすい
初夏の風 舗道に映るスカートのレースの影を濃く揺らしつつ
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浅草大将
七色のにじむなみだの玉づさの通ひあへねど恋ひ渡りなむ
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浅草大将
金なきは恥にあらずと呟けど泣かずにをれぬ暮しなりけり
15
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浅草大将
はれぬとて日もささ蟹の曇り空いと細くとも望みかけでか
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浅草大将
いかづちのひと時荒れてやみの中なほも心はさみだれの夜
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三沢左右
かさかさと葉そよぐ風の月の夜に名を聞く心地くるり振り向く
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光源氏
沖縄の憂ひに袖をしぼりつつ辺野古の波にさじ投げるとは
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三沢左右
かはづなく夜べにともしの灯を受けて息をつく ただ四つ辻に立つ
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山桃
うばひあふ空の青さや木隱れにちひさき闇がふるへてゐたり
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芳立
知らせめやひとはいづこにいく年をふる白雨にそぼつあぢさゐ
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山桃
朝山は薄霞せり鳥啼くも影の見えずばいかが偲はむ
12
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三沢左右
洋盃越し逆立つ姿なまめきて人をし思ふわれかのまにまに
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涼
なりたいな 桜、風鈴、栗、落ち葉 どんな季節も君に会いたい
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島祝
泡し立つえびのの草のわだつみも和ぎて月夜に清くなりぬる
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リンダ
覚悟とは決めるものでは無いらしい胸に抱いて温めるもの
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浅草大将
ほたる灯を雪のあかりを歌ひつつ書よむ月日何処に重ぬる
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加祢
車窓より外を見をれば雨つぶと街の灯りのひかり流るる
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