藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
たそがれの音符をひとつ握りしめスティングレイに叩きつける夜
16
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灰色猫
雨香る 桜のような 恋でした 求めすぎては 散ったひとひら
49
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灰色猫
産まれ落ち死ぬまでの夢見ていたらうたた寝だったまだ死ねないのね
13
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灰色猫
ギブミーと叫んで貰ったチョコレート敗者でもあり子供であった
16
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秋日好
鈍色の画用紙みどりを塗る春と点描上塗り飽和させる夏
13
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灰色猫
雪原を掬って作った雪うさぎぷりんの横の特等席へ
17
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コーヤ
一面を 真っ赤に染める サルビアの 燃やす情熱 若き日の恋
24
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コーヤ
何事も コツコツ習い 続ければ きっと花咲く 時 訪れる
16
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野々花
哀しみを放ちし空を見上げれば風に戸惑う一片の雲
28
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沙久
片隅で生きる自分に気付いたら受け入れつだけどとらわれ過ぎず
12
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蔓葵
ぬばたまの夢の枕にほととぎすはつかに漏らすしのびねの声
12
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蔓葵
よろづとせ後も咲きなむたらちねのゆかりに匂ふ軒の紫陽花
12
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蔓葵
たらちねの母に贈りし紫陽花のゆかり深くもなりにけるかな
11
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蔓葵
朝がすみたなびく山のふもとよりうすくれなゐの春は来にけり
46
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蔓葵
夏引のいとまもあらでほととぎす五月雨ながら鳴き渡るかな
10
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秋日好
突然に居間暗くなる屋根上を大粒の雨叩いて過ぎる
13
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安井シンゴ
熱持たぬLEDは一列に略奪されしわが深き夜
11
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安井シンゴ
午前四時エントランス過ぐハイヒール彼女の今日は未だ終わらず
9
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へし切
君が逝きむなしく過ぎる侘びし身の言の葉なくて梔子の花
35
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石川順一
鬱蒼と葉が茂るのは楡の木やクスノキくねくね道を行くなり
13
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