藍子のお気に入りの歌一覧
千映
柔らかき新玉ねぎに笹かまの寄せ揚げ味の深さ知る夜
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千映
寒さゆえ筋肉こわばる体に似てガッチリ硬い茄子の皮剥く
17
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千映
春よ来い「じょじょ」の意味尋ねたら若き母いう「草履のことでしょ」
20
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詠み人知らず
友チョコや自分ご褒美チョコ流行義理が廃れて楽になりたる
26
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inosann
自虐には懺悔、自愛は冒涜とふっきれる部屋に朝陽の貫く
14
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inosann
社内での待遇きびしく吾がうちに選択肢のない応えの巡る
24
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まあさ
たびら雪 眺めつひとり 外来へ 行く夫の背中 見送る朝
25
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コーヤ
寒けれどそそぐ陽射しの温もりが春へ春へと近づき証す
22
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まあさ
本日の 定食整え 食堂で たったひとりの 客待つ夕べ
26
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千映
義歯だから嫌いになるかと試されるそんな軽い愛ならいらない
17
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西村 由佳里
閉じた目は何を見ている起きたなら教えておくれ夢の中身を
16
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inosann
隣国を敵性国と呼びながら友好国と呼ばれたいとは
19
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澄舟
歌詠みにおいでと私を誘ってよ文語文法予習するから
15
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西村 由佳里
あたたかな陽気にちょっと勘違いるりるり咲いた白い梅の木
10
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inosann
彼と会う娘の気分は乱高下の昨日の憂いに朝陽がまぶし
18
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inosann
箱の中もみじ饅頭ひとつ残り盆の帰省も思い出になりぬ
14
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まあさ
一目見て 手術の痕と わかる傷 隠せない傷 隠さない夫
21
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千映
散歩中南斜面の枯草に名知らぬ雑草若草育つ
14
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石川順一
どこまでも続くレールに狙い出す文集に書く「誠」の文字を
15
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千映
うたのわの深夜組また投稿し「来た来た」吾も組の一員
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