滝川昌之のお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
月明かり 窓より差し込み 我が部屋へ 驚き眺む 丸い月かな
6
もっと見る
千映
食欲の少し落ちたる母親に好きなものだけどうぞの気持ち
9
もっと見る
横井 信
梅雨明けに赤信号を待つ時の涼しい風は静かに流れ
11
もっと見る
へし切
錆色に花も移ろひ 梅雨は明け かほりかそけき梔子の花
24
もっと見る
新座の迷い人
白秋の 歌を歌いて 思いだす 親父を忍び さすらいの唄
8
もっと見る
詠み人知らず
洗われた月夜の道を 見上げては 黒猫の目の金色が揺る
6
もっと見る
詠み人知らず
青色の硝子をひろって日に透かし 懐かしの色 思い出へ添う
6
もっと見る
車海老ナリス
虹たちぬ赤きいさなの波の花狩人知るや清げなるもの
4
もっと見る
詠み人知らず
夕立に降られた犬の濡れた毛に 珠とはじける 夏の一雫
7
もっと見る
バロンマン
爆音はただエンジンの悲鳴なり君が心の叫びにはあらじ
5
もっと見る
つちだゆういち
あの恋は夏の終わりに潰えたり君の陽炎 西へと霞む
11
もっと見る
詠み人知らず
梅雨寒むの草踏み分けて鯉が窪さわわゆずり葉風のかそけき
10
もっと見る
詠み人知らず
白鷺の舞おる稲田の畦に咲くひと群の藍矢車の花
9
もっと見る
藍子
窓伝う雨を指でなどりつつ別れの予感肌で感じる
18
もっと見る
詠み人知らず
夏歌を友と歌った 坂之上 雷抱えた入道雲追う
6
もっと見る
新座の迷い人
この辛さ 忘れる為に 散歩道妻を思いて 涙にむせぶ
6
もっと見る
詠み人知らず
青鬼の在所は涙痕果てた海何を友とし得たか善きひと
10
もっと見る
詠み人知らず
手に入れた勇気はこぎつね温めて人の悪意を知るはこれから
9
もっと見る
可不可
生れ月ことしは雨が少なくて 紫陽花ともども立ち枯れさうで
8
もっと見る
煩悩
ふたたびわれにかえりきてまたかえるときわれるまでこえをあげん
7
もっと見る
[1]
<<
1756
|
1757
|
1758
|
1759
|
1760
|
1761
|
1762
|
1763
|
1764
|
1765
|
1766
>>
[2915]