大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
南 骸骨
仕事場で初めて会いしこの人に誉められたくて雪を掻く掻く
5
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南 骸骨
糸月よそんなににんまり笑うなよ何かを落とした気がする夜道
31
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観月りょう
窓開けて朝の光が一筋に淀む空気の色変えにけり
3
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観月りょう
うつすらと窓邊に見ゆる雪化粧月の燈りになお白くして
3
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観月りょう
ただいまと ああお歸りなさいその平凡が今遠くになりしふるさとの家
3
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観月りょう
しけ寒のアカシヤの葉のそろ落ちて落ち葉の焼くる秋はきにけり
4
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観月りょう
突然の 搖れと波とが振り掛かり氣づきしときは 我が身ひとつで
5
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観月りょう
みわたせば どこもかしこも瓦礫山 生死をわけた ものはいづこよ
4
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観月りょう
息子さんは どこに行ったのと聞く我に まだ見つからないのと 頭をたれぬ
5
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観月りょう
彷徨の ガレキの中に人在りて 遺品看る背に 風と陽あたりぬ
7
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へし切
耐震の技術尽くせど敵わぬを見せつけられし自然の脅威
17
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へし切
うららかな春のうたた寝ひざ枕微睡む吾に妹が微笑む
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inosann
寒くても春の日差しに包まれてキラキラ光る駿河の海は
13
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inosann
玄関に暖をとるごと寄り添いし話さずなりぬ長男の靴
20
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inosann
政治家の心と口の不一致を見抜ける真実吾にあらんか
9
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南美帆
春の朝スミレの花に水与う娘の髪に天使の輝き
8
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南美帆
「疲れた」とこぼす君ごと受け止める春の寒さを二人耐えてる
3
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南美帆
春色のバッグ心をときめかせ私の中で桜、咲いてる
6
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桜園
黙祷をするしかできぬわれなれどせめて今日の日できること一つ
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村上 喬
つめあとの消えのこりたる北国に羽毛のごとく雪はふりおり
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