滝川昌之のお気に入りの歌一覧
朝野沙耶
風そよぎ疾しと四つ季は移り行くわが心根もしかとならまし
6
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夢士
生い茂る夏草の香や汗まみれミニ菜園の午後の草取り
15
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ひよこ豆
百日紅暑さ気にせず溌剌と天を指差し高く咲き初む
16
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へし切
夏空に白い帽子がお似合いで粋にかぶればお出かけ日和
20
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恋葉
寝付けずに酒盛りをする六畳間氷の一つが目となり睨む
6
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恋葉
雪女夏の暑さに溶けたるをボトルに詰めて近日発売
4
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千百
待っててと 席を外して もう五年 陽の沈まない 夏の夕暮れ
7
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可不可
胸の奥うづ巻く私ぢゃ無いものが 私の躰あちこち創る
8
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千映
「しゃんしゃい」と言いながら出す二本指児は宝だと児の親にいう
9
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詠み人知らず
書くことに希望を持っていた頃のあなたに勇気を言うものあれば
12
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恣翁
嘴を振り立て 枝を飛び移る鴉 悪戯な瞳凝らせり
23
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千百
純粋で 冷たいほどの 憧れが 真夏の身体を ゆっくり蝕む
14
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秋日好
夏休み宿題をする振りをしてネット小説読んでませんか?
15
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バロンマン
夏祭り早も神輿が宮立ちす主の留守に和む狛犬
10
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秋日好
いつのまに上弦過ぎた月影が恋心なら面白いのに
16
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とはと
背反で叫ぶ好きさのお返しに手放し下る傾きの街
6
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とはと
紐を引く加減新たなフレーズを書き留め夜半醒めたオスメス
4
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とはと
金網の網に触れ沿う筋道と俯く君が砂利道の訳
4
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とはと
溶ける度汗と脂のあなた突く形卵の焼けた半ばで
3
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朝野沙耶
酒浴びて大人になったといま気づく夢見た僕になれただろうか
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