滝川昌之のお気に入りの歌一覧
幸子
台風に直撃されてふにゃふにゃにめげたる傘のいじらしきかな
16
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タイム
次々と押し寄せてくる締切に仕事ある身の幸か不幸か
6
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タイム
久々に歌を詠んでは暇つぶす独りぼっちの台風の夜
7
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とくさんでーす
空飛べるずっと思ってきたけれどあの日見た夢露と消えゆく
7
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とくさんでーす
秋口に想うは父の面影をありし日の影おいかけ続け
3
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とくさんでーす
夏祭り花火の先に想うのは若かりし頃のあの人の影
4
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秋日好
嵐後の吹き返し受けラファドラファ過去首を開いて時を眺める
19
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秋日好
「隙をみて済ませてやろう」この思い家事の極意と今さらに知る
20
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夢士
窓を打つ雨風激し目覚むればいつの間にやらうたた寝の午後
20
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千百
新宿の 日暮れの胸の 高鳴りは 約束などない 夏の夜の夢
8
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へし切
あつき日にいつしか道を塞がれて野分きも迷ふ七月の末
26
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夢士
突然の時間の空きて庭しごと野分来ぬ間に鉢植え避難
10
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夢士
午前五時予定中止の着信メール野分さまさま二度寝に入りぬ
11
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夢士
Yシャツや搾れるほどに蝉しぐれ炎天歩き木陰に入りぬ
14
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吉野 鮎
ひた寄せて背すぢぞろりと撫でゆける得體のしれぬ空氣とふもの
14
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とはと
畳み目に視線置きつつ話す今日知らない君の足が長くて
7
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とはと
髪結わず裸婦で問われた乳房持ち吸えば煙りの燈見せつけ
5
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とはと
夕に聴く子子の鼻歌盗られずに欠けた西瓜の晩の寝心地
7
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つちだゆういち
鈴付きの子猫になって眠りたいトムとジェリーの夢を見ながら
8
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吉野 鮎
こだはりを持て飛び發てる玉蟲の緑青メタル 逆光にきゆ
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