滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
死ぬやもと怖気立たずや 信じがたき命知らずのベースジャンパー
8
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詠み人知らず
茗荷ネギ刻みて薑すりおろし鰹節かくれば美味冷奴
11
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詠み人知らず
朝焼けになぜにひと泣き恋ガラス敵はイケメンこちらはおへちゃ
10
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夢士
ミンミンにクマゼミ入りて昼の顔夕にヒグラシ夜に虫の音
16
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ひよこ豆
前向きと後ろ向きとが共に居り折り合いつけて鈍いあゆみよ
19
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ひよこ豆
遺されて足掻くわたしをそこに居て笑顔のまんま見ているだけで
14
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ひよこ豆
夕暮れに網戸通りし秋風がひとつちりんと風鈴鳴らす
18
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へし切
もう少しあともう少し 盆の日に 君に逢へるね 指折り数ふ
25
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恋葉
青行灯姿形は見えねどもその唇にその語りしに
5
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夢士
ひげ蔓を絡み伸び行くすずめうりネットの先にあかね一匹
12
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とはと
暦借り数え指ゆくとある日の白湯を飲み干し主人発つ郷
4
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とはと
人を成す体液尽くし抜く色が表す者の乳を吸わずに
2
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可不可
青空の火の玉かっとばせ 暑気ばらひ 通天閣が金属バット
11
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詠み人知らず
欲しいもの空にあるんだと去っていく羽は恋慕を連れて飛べない
10
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詠み人知らず
風を受け種は目覚めてさよならの強く大きいあかときに飛ぶ
10
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詠み人知らず
鬼平の食通散歩あとたづね清水御門下今日の振り出し
14
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朝野沙耶
薄明に咲む朝顏の優姿ああ何處にか君に見せばや
9
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煩悩
海に散る羽根のわずかなる冬の装いに雪の如く白
9
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秋日好
無理をして仕事に行く夫 心配と疲労で笑顔強張る妻と
16
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バロンマン
幼な児が窓辺に植えしゴーヤ苗たった二十日でその背を越ゆる
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