滝川昌之のお気に入りの歌一覧
林林
この夏もかなしきことの数多あり胸の小箱に収まらぬほど
32
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林林
そう君は確かにここで生きていたご飯できたよ帰っておいで
28
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林林
バケツ稲無事に穂をつけ手を合わす先に小さなおしべも見えり
21
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林林
灼熱の日にも繁れる苦瓜(ゴーヤー)は夏草に根を守られてをり
22
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林林
猛暑日も花梨は青き実をつける吾も秋への備えを少し
21
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び わ
畑にて雑草取りに吾忘れ三日たたぬにまたまた新芽
10
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詠み人知らず
斯かる日が吾にもありや 弟の肩に乗りたる姪に重ねて
13
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詠み人知らず
シャンプーを泡だて髪の毛尖らせて スーパーサイヤの悟空仕立てつ
9
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詠み人知らず
吾子がため手さげに虹の刺繍して母の愛情ポケットに籠む
13
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KEN
雨去りて夕づく西に眉の月宵待つ事なく山陰に去り
14
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詠み人知らず
思いきり叫んでも良い気がしてる抑圧された カラフルな白を
7
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千百
病棟の 徘徊患者を 真夜中に 眺める父は 母の手術(オペ)待つ
9
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つちだゆういち
懊悩は全て小さく儚きか神羅万象消えゆく故に
11
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詠み人知らず
幼さが有るのは知ってる払拭を求めるばかりが指導ではない
6
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可不可
帰省は遠くなくても面白さう 観光ぢゃない日々の暮らし
11
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バロンマン
縁日の金魚すくいに足を留めマゴに見せたやジジの凄ワザ
18
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詠み人知らず
ワレモノでなくとも危険物である私は海を渡れずに啼く
6
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バロンマン
盆休み人影消えし病院のひときわ光るリノリウムの床
19
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煩悩
声がする温む氷枕にかの冬のふくよかだった膝枕の声
7
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秋日好
困ったな お気に入りだと言われても私のどこがツボったんだろ?
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