詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
アメリカを発見するため出航しナバホの言葉を持ち帰る船
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へし切
うららかな三月上巳に初節句 雛遊びに みな ほころびぬ
18
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千映
さくら色どら焼き餡は白いんげん花の満開楽しみに食む
4
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千映
一通のはがきにこころ乗せて出す何度も読めると嬉し返信
9
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石川順一
春草は割れ目に小さく生えて居る工事現場で遠回りする
15
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水月
如月の残る雪に躊躇いて春風吹けど靡けぬ想い
12
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水月
古都で逢う着物のひとに梅の花寄り添いひそめし色ぞ淑やか
13
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夢士
満まんと水青くして春を待つ宮ケ瀬のダム鳶風にのる
11
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横井 信
ほがらかに 若草香る 堤防に 並ぶ桜の 枝は輝く
11
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秋日好
春の雨みるみるうちに雪解かしうちひしがれた緑現る
18
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滝川昌之
はらはらと白梅散らし参道の春深めゆく風とメジロと
27
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灰色猫
墨染めの桜や酌みつ愛でたればなほ麗しき春にならなむ
18
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煩悩
芭蕉の葉でつくった仮面で東京に上京する学生の群れ
7
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秋日好
そして誰も読まなくなったお話は雪解け水と南へ流る
11
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石川順一
トラクター暴走気味に疾走す交通整理を当惑させる
15
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詠み人知らず
何回も煮零し作る好きな味 きみのモツ煮が も一度食べたい
11
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詠み人知らず
角部屋に射しこむ夕陽のオレンジは 憂い含みて寂しさ覚ゆ
17
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夢士
雛の宵主なき飾りそっと置く大正初期の小さき人形
16
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横井 信
芳しき 梅の香りに 面あげ 心和ませ 道渡る春
13
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石川順一
圧縮をしつつ削除もやらねばと不安が生じるこれでいいのか
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