藤久崇のお気に入りの歌一覧
野々花
紅を指す白き指先震えてる声に出せない恋に悩みて
18
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野々花
カップ持つ貴方の小指空いてたら貸して下さい指切りしよう
17
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野々花
あなたへの想いがいつか届くように小さな鈴を鳴らしています
20
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野々花
吹く風に若葉の緑溶け込めば夏が始まる微かな予感
24
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野々花
まだ髪に似合うでしょうか柔らかなしろつめ草の冠を編む
26
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野々花
朝の陽を浴びて目覚めし貝割れの双葉寄り添いふるふる揺れる
23
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野々花
何処より飛んできたのかシャボン玉ふわりふわりと朝風に乗り
16
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野々花
チゴユリの群れ咲く山の草原に降り立つ風が低く流れる
22
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野々花
真っ直ぐな道を斜めに青葉風吹けば気ままな夏が始まる
17
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野々花
降りだした雨が心に溶け込めば紫陽花色に街が色づく
16
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野々花
早朝の野辺の草花摘み取れば零れる露が朝陽に光る
24
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野々花
日陰でもそっと寄り添い生きてきた三十余年の年月の中
24
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新座の迷い人
淋しさを 紛らす為に 卵買い 羽化が始まりて 毎日眺む
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リクシアナ
銀色の指環のうらに刻まれた指に揺らめく恋ものがたり
25
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リクシアナ
心して雨にとびこむ八朔の軒端にとおい雷鳴をきく
25
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リクシアナ
ひと夏のかぎりの花を敷きつめて美瑛の丘にけむる霧雨
24
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リクシアナ
樹木とて限りの年を思うらし主なき庭になる桜桃
25
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リクシアナ
潮騒が髪にからまる夕暮れの波うちぎわに寄せる恋歌
25
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リクシアナ
白日の葉影かさねつ遅咲きの薔薇に色さす六月の暮れ
25
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リクシアナ
かげぼうし画布に重ねて言葉なくうつろう恋の午後のアトリエ
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