御崎 耕のお気に入りの歌一覧
葉月きらら☆
過ぎてゆくだけの人だと思ってた人を隣に感じて四年
16
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只野ハル
しゃがみ込み庭の草引く休日の冷たい午後に手袋もせず
10
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光源氏
これやこの光源氏の謌がたりなぐさみをだに与へんと思ふ
14
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ころすけ
こんな日がくるなんて雨の音がする雨の音だけしている二人
16
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悠々
一滴の雨を祷りて生きる地となに変わるなきわが棲む街も
15
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浅草大将
この春はいかにや愛でむ花月夜かすみもかすむ涙ながらに
17
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浅草大将
ふたたびの愛づる日もあれ花に鳥風また月にしばし別れむ
18
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ほたる
明日のため塗ったマニキュア剥がれ落ち一人芝居と気付く指先
12
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詠み人知らず
目がさめて雨の上がるに思ひ立ち露草撮りに野原に向かふ
17
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悠々
名もしらぬ草にもちいさき花添うてたしかな春をわれに教えぬ
32
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浅草大将
ここにある幸を噛みしむ人の環に支へられつつ歌詠む我は
26
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光源氏
憂しと思ふ我が身のさまにことづけて謌の心を見置くはかなしき
10
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光源氏
心をばならはぬものとあるものを心にもあらぬ謌を詠むかな
13
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浅草大将
あさみどり匂ひそめたる若草も雨に打たれつ色まさりゆく
26
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たんぽぽすずめ。
流星へ一つきりなる仮名をふる如くに染みるあなたの歌は。
18
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庭鳥
荒れた手を持つ者同士示された掌、爪を視線で撫でる
10
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螢子
サーカスを見果てて帰る田の畦を歩まば青き草のかほりたつ
15
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詠み人知らず
核になる身を一つ持ち真っ白な真珠仕上げに旅せよ乙女
16
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島祝
古は戰の井草今はもえ夢をたく夜に身を焦がすらむ
15
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浅草大将
花冷えの今宵は冴ゆる月なれどなみだの目にはまたも朧に
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