詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
紫草
目を細め打ちあけ話聞いたあと猫は大きなあくびをしたり
22
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へし切
老ひぬれば惜しむものとてなき憂き世愁ひなけれと望むるばかり
25
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桜園
一本の木から咲きたる桃と白見事な盆梅安八に見し
13
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inosann
「よろしく」に「これからも」を付け妻に告げチャペル見下ろす 湖畔の宿よ
28
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みやこうまし
鏡中に老いそのものの顔を見て 月光仮面の正体を知る
10
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大埜真巫子.
湯あがりに うすく色づく頬に手に 何も知らない少女の影みる
23
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へし切
人生は答へなき道迷い道焦らずゆっくり歩むが良きと
23
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日向猫
晴れている ただそれだけでなんとなく心が軽い それも幸せ
21
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桜園
去年の春友よりもらいしカモミールあまた花つけほほえむごとし
17
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大埜真巫子.
赫い実を ひたすら潰す 夢を見た 女であること 否定する様
34
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inosann
いつになく妻に「待って」と止められし思いの募る蟹缶の中身
7
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へし切
穏やかに今日を過ごせばそれで良し笑顔があれば尚のこと良し
27
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日向猫
分刻み自分に課したスケジュール こなせなくともよしとしようか
20
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桜園
空豆をにこんでつくるポタージュを春と喜ぶ姑の笑顔に
20
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詠み人知らず
花柄のスカートのうえで膝枕お花畑の夢を見ていた
8
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詠み人知らず
あまやかな春の香りに酔いたくて 桜シフォンに菜の花パスタ
23
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詠み人知らず
ぬけがらを抱いて眠れぬ春まだき 心もとなき月にもたれて
20
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大埜真巫子.
狂気とも 純愛とも つかぬ日々 刹那の恋は ひどく痛くて
31
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日向猫
なによりも震源をまず確かめる 不安がつのる深夜の鳴動
26
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inosann
これまでの多くのまるに目もくれず売上高で勝ち負け決める
10
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