紫乃のお気に入りの歌一覧
逢
きっともう子どものままじゃいられない ふくらんでいく桜のつぼみ
25
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ムラサキセロリ
次に紙ヒコーキがくもり空を割る頃には元気ですって言えたら
10
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ムラサキセロリ
生まれたての恋だからどうか神様、わたしに言葉をおしえてください
8
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ムラサキセロリ
かなしみの前をはらぺこよぎるあぁ、生きているのはうれしいのだけど
9
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ムラサキセロリ
ためいきをよせてあつめて積乱雲きょうもどこかで誰かが泣いて
10
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ムラサキセロリ
逃げようが行こうが地球の裏側は等しい距離で待っててくれる
6
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ムラサキセロリ
ぼくたちは目に頼りすぎていたんだね青いだけが鳥じゃないのに
7
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ムラサキセロリ
例え好きな歌人だとしてもつまらないものには拍手しない仁義
11
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まるたまる
煩悩がひゃくやっつでは足りぬゆえあと三粒のアーモンドチョコ
17
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氷魚
ひとりにして、訴える背中が切実で切実すぎるからひとりにはしない
15
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氷魚
涙すら凍る月の世界なら「泣いたふりして」など言われず済む
10
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氷魚
無知という無限の弾力性を秘め曲がることの正しさも知る
9
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氷魚
思春期、と 片付ける大人が疎ましい僕らにとって笑い事でない
10
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氷魚
気付いてはくれぬ人の背を見つめ引き摺るような瞬きをする
6
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氷魚
自販機の缶コーヒーを手渡されからだの中に落ちるひだまり
8
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氷魚
約束の視覚化それが指輪なら何を誓うの太陽と月
40
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村木美月
終わっちゃう前提でする恋ひとつわたしの中で雷鳴を聞く
22
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螢子
ふふふふふ笑いながら舞ふ白い雪幸せ運べあなたにあたしに
11
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薫智
木を森に隠したように装った僕の気持ちはどこへゆくのか
13
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たんぽぽすずめ。
自転車を盗った誰かが今どこへ旅しているか夢が膨らむ
14
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