滝川昌之のお気に入りの歌一覧
び わ
イタタタタヨガのポーズに挑戦す上達の影さっぱり見えず
8
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KEN
天の川絶えぬ流れに雲ひとつ梶持たぬまま渡り行くかな
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秋日好
童時の好物にあり母の出汁高野豆腐の味と食感
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聴雨
夕さりの小径に果てし蜻蛉の亡き骸に染むいりあひの鐘
14
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詠み人知らず
孫去りて落ちつく日常戻るとも 草臥れた身は抜け殻のごと
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詠み人知らず
上品に炊きあげられし凍み豆腐 旨さ悟れで舌ぞ童部
11
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詠み人知らず
蜻蛉が撒き水つつき吹き渡る風乾きたり 秋は来にけり
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沙枝
子の部屋は空っぽになり晩御飯何がいいかと問うこともなし
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聴雨
掌に頬に涼おとづれて幼な子は朝な夕なに風とたはむる
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朝野沙耶
君の影夏が奪つて消へてゆく僕だけひとり取り残されて
13
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詠み人知らず
夏草に 隠れて鬼を やりすごす 夕暮れの朱 頰の色隠せ
8
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詠み人知らず
ねえ先生 声をかけると 振り返る 特別じゃない その表情で
9
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詠み人知らず
朝焼けを 見るのは君と 会ったあと 届かないけど つい手を伸ばすの
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詠み人知らず
「お日さまはふたつ要らない」泣き顔が笑顔に見える女のセリフ
7
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詠み人知らず
鬼ばかり心に巣食う情けなさ昔は不思議がよく見えたのに
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komiya
この宇宙(そら)にただひたすらに瞬けど届かぬ光の星もあること
8
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ひよこ豆
クログモがゴミに擬態し 掃除機の前ぴょんと跳ね吾を驚かす
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喜くちゃん
空澄みし 朝のひととき 語り合ふ女孫の涼しき まなこにひかるる
8
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詠み人知らず
虫除けの薫物の香をひとすじと運ぶ風らも涼やかな今日
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詠み人知らず
塗り替えの鮮やかなること強風の下の東のつちに秋はしる
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