滝川昌之のお気に入りの歌一覧
幸子
「薔薇描こう」失敗しては、美しいものに対する餓えつのらせ
13
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横井 信
過ぎてゆく夏を追いかけ吹く風の生まれた海に満ちてゆく月
20
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ひよこ豆
強風に負けずに響く風鈴が力尽きたか音ごと落ち行く
19
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キイロイぴよ
限りある若さ燃やして散る戀や儚き愛を良藥と信ず
7
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藤久崇
絡みては な落ちそ実る 玉の瓜 はや去れ野分 たな吹きしかば
15
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荒野のペンギン
選に漏れ残念でしたの報せ来るちっぽけなんだよ私も歌も
11
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詠み人知らず
一般の「普通の幸せ」知らねども君が笑えばそれだけで良い
8
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千百
籍入れぬ 娘の妊娠 知ってから 納戸でレゴ探す 小躍りの父
8
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可不可
向き合って夕陽の餌は人の涙 あかい舌なめづり吸ひとる
6
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リクシアナ
夏衣を掛けた衣桁に秋入梅とおさぬ袖の露草の青
23
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もみじ☆彡
目の縁をかすめる茜追い見れば青空高く秋津風切る
13
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リクシアナ
陽晒しの罅割れ秋の水中花雨に咲かせて諦める夜
21
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しずく☆・.…。
茄子揚げて 出汁に浸して 冷製に 母の手製の 美味なる夕餉
22
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キイロイぴよ
ばあちゃんの畑は魔法の畑だと言ってた祖母も鬼籍久しく
4
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しずく☆・.…。
ふと見れば群れにはぐれた渡り鳥それとも一羽で行こうというのか
26
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詠み人知らず
脚つかみ夜祭見せむと肩車す父の手偲ぶ月赤き夜に
11
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詠み人知らず
導ける朋友のあればこそ言の葉を紡ぎて暮らす日々愛おしき
11
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桜田 武
山の端に陽落ちれば寒き北の里半袖の肌に知る夏の終わり
13
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桜田 武
孫の菜園探訪ミニトマトの薄赤きも取り妻の顔渋く
7
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煩悩
水玉のビニール傘だけ嘘っぽい台風の目は沈黙している
6
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