inosannのお気に入りの歌一覧
薫智
「さよなら」とおわりの言葉告げるよう絡めた指がほどかれていく
23
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falcon
さしかける蛇の目のしづくのいろあはく鼻緒をすげる下駄のちひさき
11
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もなca
知らなくていい哀しみを垂れ流すタイムラインを追いつづけてる
10
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みなま
今年こそは 蓮の開花見に行かん できればあなたのとなりがいいな
15
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文麿
空とおく入道雲の輝けば君いる空は如何あるらむ
7
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たんぽぽすずめ。
退屈な夜はあなたと笑えてた遠き日思い泣き笑いする
11
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みやこうまし
分度器の半孤に伸びる空の虹移ろい変る街測りたり
14
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たんぽぽすずめ。
もし我があざみとなれば思い出の恋路に萌えて雨を抱くかも
11
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紫草
失ったものに再び会えたよな心地よきかな君の唇
18
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南 骸骨
ファミレスのコーヒー冷めておかわりを注いでもらったそして生きてる
4
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南 骸骨
僅かなる響きを頼りに音紡ぎあなたの吐息の輪郭を知る
10
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みなま
亡くなって四十九日も終えぬ日に賃貸奨めるコンサルタントは
12
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芳立
浪路ゆくかげをさやけみ寝こそせね霧も晴れつつ遠く見ゆれば
4
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文麿
うつし世に君と居ること喜べばいま獨りなおわびしきいをり
7
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紹益
梅雨空に 巣立ち飛び立つ 若つばめ より軽やかに より高らかに
12
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たんぽぽすずめ。
もう一度記憶をくべて小さき火へ暖とるように歌いたきかな
13
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たんぽぽすずめ。
重病を患う友への電話だが親は出るなとただ願うなり
9
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まがね
大輪の花咲くようなモダン焼き一片一片口へと運ぶ
5
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たんぽぽすずめ。
差し出した落花生には羽ばたいて黒目輝き笑ふインコや
9
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詠み人知らず
電話口 無言の彼の機嫌取り 聖母の声でクマを扼殺
5
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