詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
真雪
昨日までいたはずなのにもういない埋まることない穴がのこった
5
もっと見る
夕夏
ゆめであううしろすがたのあなたおいたどりつけないままめがさめる
5
もっと見る
滝川昌之
喪失を時間でうすめゆく日々は なんと無力な自己に向き合い
26
もっと見る
半格斎
露天湯で我は裸人に成りにけり 祖はなんなりや心騒がし
19
もっと見る
石川順一
ペンギンがクリームソーダを飲んで居るメロンの上の役者がとっぽい
15
もっと見る
夕夏
たどるかこふりかえりみるおもいではとぎれとぎれではかないものね
4
もっと見る
吉野 鮎
パスカル・ロジェ弾くサティの清冽音の静寂 微睡みの中
11
もっと見る
吉野 鮎
鍵盤の上に炸ける音の粒モフシユコフスキーの火花 亂舞する音
10
もっと見る
吉野 鮎
幾たびも子の歳を問ふ麗人よあなたの裡の子は少年のまま
23
もっと見る
吉野 鮎
美しき時の宇宙を生きる人かはらぬゑくぼとをぼろの現世
18
もっと見る
真雪
読みかけの小説の先気にしつつまともな人の顔であやまる
9
もっと見る
吉野 鮎
さよならとその手をとればゑくぽ浮く二度三度いふわが幼日の名を
32
もっと見る
月虹
微睡みの向こうで君を待っている目覚めよ秋がやって来るから
63
もっと見る
千映
手のひらでポンポンとつく紙風船置き薬屋のおまけ懐かし
19
もっと見る
千映
じっくりと煮込む料理が増えて行く手抜きは出来ぬ秋から冬は
15
もっと見る
藍涼
一言に 愛をつぶやく あなたにも 疑心を持って 耳を傾け
20
もっと見る
藍涼
琴の音 感じる心 切なさに 心靜まる 落ち葉のやうに
21
もっと見る
詠み人知らず
路地裏の怪しき逢魔が夕日吸い祭り囃子が 耳撫でし闇
10
もっと見る
灰色猫
悠々と自然のままに生きてゆく素敵な鈴をお守りにして
22
もっと見る
灰色猫
太陽に透かしてみれば手のひらは白桃みたい淡いあかいろ
19
もっと見る
[1]
<<
159
|
160
|
161
|
162
|
163
|
164
|
165
|
166
|
167
|
168
|
169
>>
[208]