滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
潮騷も聞こえぬ地の底乘りて行き遠ざかりしや船旅の記憶
5
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吉野 鮎
黄色して櫻もみぢは深みゆく桂花香れど庭に主亡く
10
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び わ
衣替え秋風そよぎ彼岸花私の出番箪笥の奥から
7
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吉野 鮎
桂花咲き香りくる道別れ道君と契りし夢のあとさき
16
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吉野 鮎
一點の紙魚なき空のみづの色みなそこなればかゐの泡一つ
11
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KEN
秋風に むらさきしきぶ みをゆだね 心つづるか 秋の月の夜
17
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詠み人知らず
臥して尚 今日を味はひ尽くさむと 言寄せもせで魂燃やしたり
11
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へし切
甘き香のふうわりかほる 秋の風 金木犀の花咲き初めて
21
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行中納言中将知師
時のまま逆ふことなき宇治川の 浮き世の果ては後の悔いのみ
8
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夢士
あかね舞ふピッチ走りて空仰ぎ流るる汗に秋の風吹く
13
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葱りんと
週末に 疲れた自分に 花を買う じゃなくて私は 唐揚げを買う
9
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詠み人知らず
柴栗の小枝の間に間にお月さまお願いだからこのままそっと
12
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可不可
雨風くぐり抜けて梨まん丸 わたしの握力ためしたくなる
5
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詠み人知らず
声おっきいせかせか歩く人たちをお急ぎクール便に詰め込め
6
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しずく☆・.…。
宙に浮き 流れる雲を 唯眺む 心に何か 絡む時には
17
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詠み人知らず
雨上がりキンモクセイの香をみつけまた十月と知る帰り道
9
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煩悩
秘かに七つの星を顔に描きファンデで隠す決戦前夜のメイク
6
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恣翁
松鳴らし 吹き渡る風の声聞くに 雲や駆くらむ 月磨きつつ
17
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詠み人知らず
会いたいと口にすれば咲き匂う金木犀にひとひらの風
10
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行中納言中将知師
白梅の匂ひのなきを疑へば 近よりて知る梨の花とは
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