inosannのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
お馴染みが情や景色を歌うのを 髪を下ろして聞く仕合わせよ
19
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文麿
雨上がり亂るる雲を夕陽染む激しき空に戀を占ひ
3
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文麿
南から雨は來るから南向きなみだを捨てて八つ當たりする
2
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あき
大小の傷をその身に引き受けて何も言わないケータイカバー
8
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聴雨
歌に添ふ愛しき君が名にふれてほのと紅さす指先あはれ
16
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たんぽぽすずめ。
滑り落ちるロープに焼けたゴム軍手熱かったけど降りたオルガン
6
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只野ハル
果てしなき時流れ行く予約なき医院の待ち合い午後二時過ぎ
2
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只野ハル
日々のこと詠んで綴ったライフログ楽しい歌は少ないけれど
8
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只野ハル
ただ暑く土掘り返しこの腹を触れて冷やせど汗かけぬ故
1
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春咲
現し世の すゑはいかにも 遠かれど 過ぐる時にて 恋ぞ積もれる
6
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光源氏
食べごろの柴咲コウに憧れてハーゲンダッツを密かに味わう
10
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千草
まやかしの過去も未来も打ち棄てて今の奇跡の中を生き行く
7
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falcon
さみどりの篠懸の道ドア開けてモカ珈琲の香を胸に吸ひ込む
7
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遠井 海
キラキラと濡れた道路に柔らかな殼を踏まれてつぶれた蝸牛
7
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しりか
夏の風小さき蝶を導かん花鮮やかな朝の光に
5
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詠み人知らず
陽は暮れてまた陽は登り僕たちは 食べては眠り目が覚め食べる
10
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紫草
一生に夢みる夜は一万夜 きみに会えたり会えなかったり
24
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桜園
振り返ればどれだけ助けてもらったろう夫のバースデーにパエリアつくる
13
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しりか
道端に置かれたゴミの散らばりて鬼の集いし饗宴のあと
9
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しりか
見上げれば旧き駅舎の地下通路まだ現役と光る配管
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