inosannのお気に入りの歌一覧
もなca
菜園に真っ赤なトマトを採る母の笑顔はじけて夏の始まり
15
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紫草
何となくネットつなぎて目を通す湿る土曜のあいまいな午後
19
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詠み人知らず
ぽつねんと畦に佇む白鳥は 悲しむ前に子の糧さがす
15
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河のほとり
有明はとほき島べに影冴えて昔思へば千鳥鳴くなり
13
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春咲
松の葉の 久しかる君 変はらずに 袖振るを見て こころ滿ちゆく
9
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千草
悲しい目誰も知らない私の目鏡の中で睨みつけてる
5
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あまおう
寂しさが一つ歳をとりましたすき家で今日をうなぎで祝う
35
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文麿
交叉する銀河のごとくまじはるも出逢ふことなし夢にしあれば
6
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芳立
川なみのよるに揺るがぬ君が身をつくして逢ひしひとぞ羨しき
4
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文麿
なみだするつらき想ひに我を張りて九十九里濱流轉の日々に
11
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しりか
紫陽花や色乱れとぶ道の果てたどり着きたし人生の華
2
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詠み人知らず
六月の白いドレスの姉のため てるてる坊主を吊るしてやろう
10
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遠井 海
水玉のかさにピンクの長ぐつで水たまりのなかじゃぶじゃぶ進む
3
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遠井 海
良いじゃなく好いでもなくて善いでなくイイコトをした教室の隅
3
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みなま
思い出はスノードームの雪となり舞い上がってはまた降り積もる
10
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詠み人知らず
迷惑をかけていること感じない だからあなたは迷惑なのよ
14
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詠み人知らず
秒針がたわわに実る梅雨空が改札口の混雑を待つ
5
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文麿
昏き空うすべに帶びて褪せるのを眺めて明ける夏至の日の朝
10
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紫草
雨音はこの身に添いてサリサリと五感を覆い透過はじめる
20
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詠み人知らず
いつまでも在ると思うな親と友 うたかたなるは物もこころも
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