詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
日時計の影が消えてしまう頃とけだしてゆく水の子午線
7
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石川順一
原文の朗読を聞く古事記から神道の意味すめらみことが
13
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石川順一
薄皮のコーヒーゼリー入りのパン炭焼き珈琲クリームのパン
17
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石川順一
「花形」が主役のスピンオフ作品(新約「巨人の星」花形)だ
11
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月虹
春告げる風が背中を押したから今日もあなたに逢いに来ました
21
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詠み人知らず
古に参勤の列眺めしか 街道分けて立ち並む欅
15
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詠み人知らず
サーキュラを翻しつつくるくると恋の序曲を舞ふきみは華
16
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秋日好
花びらのように降るのはぼたん雪まだ気が早いと全てを止めて
21
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横井 信
心地よく 嬲る風受け 緩やかに 響く掛け声 夢へと誘う
9
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横井 信
小春日に 娘と歩く 梅園を 過ぎて聞こえる ウグイスは鳴く
12
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幸子
純喫茶ドアの木枠の海の中ステンドグラスの魚泳げり
10
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煩悩
太陽系惑星から逃げ出した冥王星を砕けほうき星
5
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滝川昌之
後輩に司会をとられた円楽のように落ち込む河津桜は
18
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灰色猫
まどろみの夢路に沈めば眠りいる己が己に刃を立てており
22
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夢士
春彼岸白木蓮の風にゆれ冷たき水や洗う石塔
19
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秋日好
不埒なら開いてくれる読者あり引力足らずの妄執の行方
13
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秋日好
慾すれば言問へ春の短さを歎く五月雨空に蓄ふ
14
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秋日好
弥生半白雪の降る土曜日に鯉の若魚命抜けだす
13
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詠み人知らず
見られたい読まれたいより 吐き出したい欲で詠まれた歌の引力
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詠み人知らず
くはへこみはげしくゆるくなぐさむるわびねのとものらぶどーる(・・)
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