詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みろく
夕空のジャングルジムのてっぺんに 花を飾った 母が笑った
12
もっと見る
関山里桜
曼珠沙華ひとむらごとに咲き萎れ他人どうしの行き交う小径
11
もっと見る
千映
「大海に漕ぎ出す舟に君が要る」嬉しがらせる言の葉見っけ
18
もっと見る
詠み人知らず
秋の夜の 夢はあやなし 思ふ君 顔こそ見えねど 気はひ違はず
14
もっと見る
詠み人知らず
本能で生きたる吾の 僅かの知 育み給へる うたのわに深謝
13
もっと見る
詠み人知らず
指先の 血玉の緋が可愛くて 舌で掬えば 辛辣な鉄
18
もっと見る
詠み人知らず
寂しくも 涙零すは似合わぬに 笑へかし吾 ウィンクしつつ
16
もっと見る
詠み人知らず
甘い笑み 一緒にいればだんだんに 穏やかならぬ何かに変わる
15
もっと見る
日置鳩子
雪原のごとき誌面の空白に故人の歌の隠れいるらし
12
もっと見る
詠み人知らず
忘却にかかる時間を計りつつジェンガ崩した私が?君が
8
もっと見る
月虹
不意討ちはハートのメール真夜中にロマンチストを眠らせぬ罪
29
もっと見る
KEN
まんじゆしやげ袂で囁く秋蟲の聲をぬらしつ雨を悟らせ
14
もっと見る
び わ
一輪の白き花つけゼラニュウムきっと幸せ緑のなかで
9
もっと見る
灰色猫
海鳴りがあなたの声に聞こえます今日もみなとへ夜釣りにゆくね
21
もっと見る
灰色猫
ねえ太宰きみが誓って約束を果たした友が津軽で待ってる
17
もっと見る
灰色猫
粘ついた想いと想いが詰まってるその恋文は開いたらだめ
23
もっと見る
灰色猫
十二文握ってゆくね君の分しっかり生きて死ぬその日まで
18
もっと見る
灰色猫
叶うならふたり一緒の恋しさになれたあの日の君に逢いたい
30
もっと見る
恣翁
燻りたる 野辺の煙と成り果てて 夕日のごとく沈みゆかまし
21
もっと見る
inosann
不具合も慣れてしまえば苦でも無し診察カード一枚増えて
23
もっと見る
[1]
<<
155
|
156
|
157
|
158
|
159
|
160
|
161
|
162
|
163
|
164
|
165
>>
[208]