Proverbeのお気に入りの歌一覧
KEN
玉響の 導と燈る 月明かり 天地濁し 狂ふ雪の上
11
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灰色猫
手爾於葉が正しくなくとも感性が正しく書いた言の葉を詠む
8
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へし切
言の葉の手爾於葉 幾度も書き直し 吾が歌詠みにペンは欠かせず
12
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蔓葵
風さむみさえつる窓のあけぼのはいつよりもなほ春ぞこひしき
5
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滝川昌之
人情は下町にして「おもうまい」頑固おやじの中華屋にある
17
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ななかまど
やることなき時間つぶしの喫茶店雪もまた降る時間つぶしに
9
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夏深
逆光のキッチンに立つ人の影間近に過ぎゆ私鉄沿線
7
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紫草
咲きそろう水仙の向きとりどりであなたもあなたも素敵と思う
11
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ひげじぃ
黙浴の貼り紙嗤う長老の濁声吸われ湯気抜きに消ゆ
10
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茂作
身に積もる四方の罪科洗はれん 神の息する那智の大瀧
14
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灰色猫
天雲のたゆたう海が満ちるとき君を迎えに来る舟がある
7
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KEN
冬日向 暫し忘れぬ 現し世を 花の音匂ふ 手水に浸り
6
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KEN
色の無き 冬を飾らむ ひたひたと 花浮く手水 打つ澪鼓
12
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へし切
病院のシステム変わり フロアーの密なる中に 会計を待つ
11
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灰色猫
あさつゆの水の命は恋ひ泣きて陽に焼かれえば凍りなむやな
7
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きくゑ
雪を消す雨音ひびく暗い朝香る蝋梅春を待ち侘ぶ
9
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うすべに
灰色に傘持つ指の先にまで 落ち葉を濡らす雨のつめたさ
8
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滝川昌之
着膨れてまぁるくなった寒雀 梅の花芽に手本を示し
11
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恣翁
白無垢の花嫁姿を 不器用に送る親父に 涙誘はる
12
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恣翁
夕暮れに亡き子を待つか 寒くとも窓を放ちて視る庭の闇
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