詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
水を張り落ちた桜のふさ五つ浮かべる盆は春ひらく鏡
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詠み人知らず
火花咲き上気する頬照らす今日春を描いたきみに拍手を
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光源氏
色も香も面影にのみうつろひて宿り定めぬ酔ひのつれづれ
13
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光源氏
みをつくし海のまぎれに消えはつるわだつみのこゑ今も聞こゆる
14
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へし切
うすらかに春の彼岸にはだれ雪なごりに降りつむ妹が奥つ城
23
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滝川昌之
伯母の手を引けば力んで一歩ずつ霙の混じる春の墓参は
23
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灰色猫
コンビニで憤怒している肉まんが激しく冬を主張している
21
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石川順一
春雨は三日続けて降りにけり水溜まりには春泥の底
18
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夢士
春彼岸窓に降る雪さわさわと蕾包みてキラリと光る
14
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ななかまど
梅ヶ枝に載りて嬉しや那須の峰いましばらくは冬の顔して
8
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詠み人知らず
卓の上に蝋燭灯し香ひねり故人偲びて清々しく祈む
11
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詠み人知らず
確とある左官屋の腕 均一にセメント塗るも 猫のあしあと
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詠み人知らず
戯れに詠みて送りし歌なれど BL短歌で広ごる連帯
6
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夢士
散歩路桜一分の咲き始め今日一日の元気貰ひぬ
10
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夢士
孫連れて綺麗きれいと花愛でるバァバの姿美しきこと
10
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大野 冨士子
公園に子らの笑いが反響し 背にうららかな 陽の注ぐ午後
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石川順一
マドレーヌファミマスイーツ食べて居る日本酒も飲むいい詩願って
8
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石川順一
右ひざが痛む月曜風呂上がりミセイや存の朗読を聞く
12
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幸子
休日は通らぬ道の桜花我をらぬ間はな咲きそと願ふ
13
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横井 信
柔らかく 大地を叩き 春を告ぐ 雨は烟らす 働く街を
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