詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
帰るなり 捨てて良いかと 問われれば 僕の本棚 子供の部屋に
12
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横井 信
輝ける 若葉の先に 留まりし 雫は待てり 君の一声
12
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大野 冨士子
わたくしの葬儀に集う息子らに おぅ!よう来たと 声をかけたる
16
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へし切
春分けて日ごと日中の日はのびて ふと気がつけば微睡みの中
18
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詠み人知らず
スコッチをすこっちいただくチェイサーは冷えたビールのまだ午前中
5
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詠み人知らず
朝起きて朝からやってる居酒屋の奥から2番目の席にいる
3
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石川順一
不意に吹く風が葉裏を露わにし全ての濃さを薄くして行く
80
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石川順一
聞いた歌全て記せばエルの字に詩が真ん中に記してあるので
13
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つちだゆういち
世渡りは笑ってごまかす道化者 涙の化粧 嘘のお手玉
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矢車菊
誰がために歌うのだらう うたびとは皆みづからが一行の詩
16
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矢車菊
忘れていた風の匂ひを思い出す 春、きらめきをまた追いかけて
8
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千映
白きもの墓を埋めて削り花みちのく春の風物詩見る
10
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煩悩
夏までの道草を歩いていたら出会ってしまう沼を釣る人
6
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灰色猫
きれいだと君が言ってた菜の花を今年も春を染めてください
22
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アガサ
そらにみつ大和言葉の短歌の船 いざ漕ぎ出でむ古人となりて
6
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滝川昌之
レコードの針がとんでは繰り返す恋の傷みのようなフレーズ
19
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アガサ
木漏れ日が影絵で映すヤマボウシ 光が笑い影が追いかけ
7
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横井 信
先走る 春を留めて 降る雨は 傘で奏でる 冷たい音色
13
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詠み人知らず
春されど 凍てつく空に雪の華 いたも寂しく感ぜし奥つ城
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詠み人知らず
本日の雑損二千七百円 たいしたことない だけど悲しい
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